2014年6月24日火曜日

フィンランドの生活 ホリディーの過ごし方

  多くのフィンランド人はサマーカッテージを持っていて、休暇はそこで過ごすといいます。一方、海外旅行も長期休暇の過ごし方の一つで、人気はスペイン、ギリシャなど南欧とオーストラリア。やはり、さんさんと輝く陽の光にあこがれるのでしょうか。
 友人のサマーカッテージから戻って来たばかりかもしれませんが、ヴィレッジライフは静かでシンプルで最高でした。
 
  特別に何をするというのではありませんが、ゆっくりと陽光の下でのティータイム、ガーディニング、散歩やハイキング。夜はクッキングとおしゃべり。 友人同士で飲みながら、サマーカッテージの改築、増築の次のプランを練ったり、手直ししたり。


  






   その村は人口が300人ということで、かつては学校もあったのですが、今では子供の数が少なくて閉校。それを若いアーティストグループが買い取り、そこに住みながら、自分たちのアトリエ兼ギャラリーにもしています。訪れた時にはすでに夕方でしたので、中には入れませんでしたが、若者たちがさらに建物の改築に励んでいました。この次に来るのが楽しみです。
 






  人々のここでの生活も静かなのでしょう。通りすがりの私たちに庭の水まきをしている老婦人が、“もうクリスマスが来るみたいに寒いわ、この夏は”と話しかけてきます。フィンランド典型の赤い壁の家、庭にはグリル小屋もあります。家族が集まったら、そこでパーティーをするのでしょうか。

 

近隣の森林で伐採した樹木を乾燥する材木会社、広大な面積を有する農家。ジャガイモ、麦やブロッコリーなどがメインの農産物だそうです。夜は村に一軒だけある小さなカフェテリア兼バー、そこはまたソーセージなどの食品でも何でも売っている、に集まり飲んでおしゃべり。村中の人々が知り合いの若者にはちょっときゅうくつな典型的なフィンランドの村。夏にはサマーカッテージで過ごす人のため人口が倍増する村。



 フィンランドの人々はこういうホリディーをゆっくりと過ごして、夏の終わり、また都会へと帰っていくのでしょうね。

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