2014年9月18日木曜日

カンタレリー キノコスープ


    青空市場で今が旬のキノコを買ってみました。森を散歩するといたるところにニョキニョキとそだっているキノコではありますが、イマイチ、どれが食用で、毒キノコはどれか、見分けがついません。回りの人に聞いても、若い世代は、私食べないという人が多く、参考になりませんし。よく知っているだろう中高年世代は、英語ができないし。まあ、市場で売ってるのをまず試してみるかと。
 
  市の中心にある青空市場、日曜日以外の毎日朝7時から午後2時まで、野菜、果物、卵を始めとする青果が中心ですが、靴下、手袋、帽子など手製の編み物、本やブローチ、コップにお皿になどの古道具まで、なんでも売ってます。フィンランドの露地物の青果ならここで買いなさいといわれていますので、いってきました。ご夫婦で屋台を並べていたのは、きっと自分たちで摘んできたキノコなのでしょう。値段は決して安くありませんが(何せこの人たちの労働賃金になるのですから、社会主義国家で)。1リットル頼むと、ひとつひとつ丁寧につまみ上げ、小枝などの木屑がついているとハケでささっとはらってくれます。
きれいな黄色のフィンランドで最もポピュラーなカンタレリーというキノコ。さあ、どうやってクッキングしたらいいのでしょうか。マリヨンの家にいって教えを乞います。
1.ハケで汚れを払い落とす.水で洗ってはだめ
2.小さくカットして、フライパンで加熱。油をひいてはだめ
3.水分がでてきたら、このまま調理を続けても、またはこの段階で冷凍しておいてもいいとのこと
4.キノコスープをつくるには、ここでバターをたして、さらに加熱を続ける。
5.料理用生クリームとミルクを加え、さらに少量の小麦粉で少しとろみをつける
6.好みに合わせて、塩こしょうを加える



なかなかなお味になりました。半分は冷凍してストック。さてさて、実りの秋になったフィンランドです。

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