2013年11月3日日曜日

フィンランド景色と東山魁夷


  子供の頃から心に残る絵画の一つに東山魁夷の春を呼ぶ丘緑響くとかがあります。幻想的な自然の中に存在する白馬。その景色は私の生まれ育った北海道の大雪山のふもとのそれにつながるような、なつかしくて、そしてわたしの心を奮わすものでもありました.フィンランドに来て、白樺の林をみても、森林に分け入っても同じようなフィーリングを感じます.昨日もタンペレ郊外の湖の散策をして、たどり着いた景色にまた、同じ思いを感じました.フィンランドに来てから感じるこの不思議な安堵感と親近感は、やはり故郷の景色に酷似しているということがあると思います.
東山画伯もきっと北欧を旅したのでしょう,そうしてその情景を得たのでしょうね.フィンランド、スウェーデン、ノルウェーもう少し慣れたら、その景色をもっと探りたいと、長いハイキングに疲れた体を休めながら、決心したのです.
 ところで、今日はフィンランドの祭日、All Saints Dayで、多くのお店も閉まっています.具体的にどんなことするかとフィンランド人の学生に聞いても,”さあーとくに、でもいろいろな所がクローズするから”といってるだけですが。もともとは、宗教的に先祖を亡くなった家族、親族を忍ぶようです。

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