2013年11月19日火曜日

フィンランドカラー

ヘルシンキをまだ見学していないので,ここタンペレを通してフィンランドを見ている私なので、偏見かもしれません。
街にあふれるカラー、パターンがいやに明るいのです.ピンクが多いのが目につきます.そのピンクを年齢を問わず人々が愛用しています.そして、赤も。まあ、欧米の人々のファッションセンスは日本生まれの私にはちょっとビビットと感じるところも多いのは確かです。そして、フィンランド,半端じゃない.年齢に関係なく、ピンクっぽいコートやジャケット、赤のも。カラーだけですと、赤でもちょっと年配の方のゴージャスな装いのセンスに繋がると思うのですが,(事実、アメリカ、ビバリーヒルズ、ニューヨークでハアーとため息のでるハイセンスな方をお見受けしましたもの)、ですが、ここでは、ちょっと幼さに通じるような、ファンタジーっぽいパターンが平気で、中年以降の方々のコートや、靴下,ストッキング,ショルダーバッグに。その方達に、カメラを向けるのは失礼のような気がして、お見せできないのですが,このショーケース見てください.これ、子供のお店じゃないんです.むろん、子供も愛用してるでしょうけど,好きなものは好きとばかり、皆さん愛用しています.
自分の思考、嗜好、指向を大切にする国民性の現れかしら.先日もバス停に日本の帯でつくったのかしらと思われるような赤と黒の緞子風の布地に丹頂鶴の舞うパターンのジャケットをきた年配の方が近づいてきました。赤が古代紫にも近いような、美しいパターンで、”とても美しいパターンのジャケットですね”と、思わず話しかけてしまいました。運良く,英語が通じる方で,”そうよ、母の残してくれた布から作った古いものよ”とのこと。ここフィンランドは丹頂鶴が多いし,その昔、人々がその優雅な姿を布に写そうとしたに違いありませんが.

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