2013年10月14日月曜日

紅葉の季節


街全体がさわさわ紅葉の葉が散っていきます.ときに、強い風にあおられ,シャワーのように葉っぱが下がってきます.朝目覚めるのは雨の音じゃなくて、舞落ちる葉っぱが風に踊るからということに気づきました.
地面はもう黄色や赤の葉っぱに何十にも覆われています.
近くの森に入り込むと,もう別世界のようです.風のさわさわという音,舞い落ちる葉っぱのパラパラという音、ときに強風のざーッという音.鳥達が鳴いています.フィンランドの森の樹々はまっすぐにとても高くのびているので,てっぺんが好きな鳥達の観察は容易ではありません。 首を痛いほど曲げて双眼鏡で上を覗かなければならないのですから。少しづつ判別が進んでいます.黄色が濃いシジュカラ、柳シジュウカラ、草原タヒバリ、そして今日は白担保キツツキを見ました.頭は赤くないので,メスです.オスですと腹も頭も真っ赤ですのに.
 森の中の遊歩道を歩いていると,やはり目につくのは中年から年配のカップルです.それぞれのスピードで,話しながら,手をつなぎながら,黙々というときも,歩いています.ジョギングしているのは若い人に多いようです.近年、フィンランドでも離婚率,特に中高年以降に増加していると聞きますが,それでもうらやましいくらいに仲良く見えます.



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