2014年10月20日月曜日

オーロラ

    急速に寒くなっている今年のフィンランド。ここしばらくは毎日最高気温が5C以下の日々が続いていて、紅葉の樹々から葉が散り道ばたを埋め尽くす。厚着のジャケットやコートにマフラーは必需品だ。北の地域では雪も降り始めているようで、暖冬の去年に較べると、寒そうな予感に震えるこの頃。寒くて晴れた日にはオーロラが見え易いと言われる。ここフィンランドはオーロラの発生し易いオーロラ帯、地磁気の緯度60度から70度にあるから、インターネットでオーロラ発生情報が発信される。ナシ湖に面して建っているユーコラのナイトシフトで、いつかはオーロラを見られるのではないかと楽しみにしている私であるが、まだそのチャンスに恵まれていない。昨夜も日中よく晴れていたので、夜になると見られるかなと期待していたのだが、夜半過ぎから天候がかわり、霧がただよい始め、5時前には雨になっていた。この時期日の出は8時を過ぎているので、7時のナイトシフト明けの帰り道もまだほとんど暗闇だ。夕方6時には日が沈むし、いよいよ長い夜の季節が始まったのだ。


友人が今週見られたというナシ湖でのオーロラの写真を送ってきた。パブリックのラウハニエミサウナからの眺めらしい。今年は絶対に見たいものである。

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