2014年5月30日金曜日

フィンランドの暮らし 野菜

   今日は祭日、あいにく小雨が途切れることの無い、風も強い日で、せっかくの休みで、高齢者ホームでレジデンスを外にと連れ出してと意気込んできたものの、しんめりとリビングでつたない会話の午後を過ごすことになってしまい、ちょっと退屈かも。

          

  ふとみると、リビングルームのソファの下に何かクッキーのようなものが。なんとうんちの固まり。レジデンスのおむつ、ダイパーからこぼれたのだろうか?スタッフがそっと始末して、“なんでもあれなのよね、ここは”と。ダイパーはしているが、ほとんどのレジデンスはその上に、ゆるいズボンをはいているので、隙間スースーだし。でも、あるレジデンスはそうでもしないと、膝から下は、皮膚が潰瘍を起こしていて、膿みがでて、皮がはがれている。ガーゼで覆って入るものの、できるだけ空気にさらさなければ、改善しないだろう。だから、いくらダイパーをしていても、こぼれる可能性はあるわけなのだろう。食事の内容からみれば、オートミール、ポーリッジ、スープやシチューが中心だから、それほど便秘にはならないとは思うが、みていると繊維分が足りなめと思われる。だいたいがフィンランド人の一般的な食事を大学のカフェテリア、レストランを中心にした観察では、やはり、北欧、肉食系人種のイメージを受ける。朝食にはポーリッジ、オートミール、ミルクとコーヒー。ランチは大学では軽いものを食べている人が多いが、ここではソーセージ、ビーフやポークのシチュー煮込み.ミルク、ジュースは子供はもちろんのこと大人も大量に飲むが、ここでもそう。コーヒーにミルクやコーヒーミルク。ポピュラーなサーモンスープも野菜と一緒のミルク煮込みだ。タンペレはヘルシンキに比べて、海から遠い、インランドのせいか、魚よりは肉類が主流とのことだが、見た限り頷ける。



ライ麦パンにハムとチーズをのせて、食事にしたり、スナックにしたりしているのもよく見かける.小麦の漂白パンはあまりみられず、全粒パン、ライ麦がほとんど。ちょっと酸っぱいようにも感じるあまり醗酵しないので、薄く黒目のパン切れに、バター、ストロベリー、ブルーベリーのジャムをつけたスナックもよく食べられている.
ヨーグルト、サワーミルクのようなラッカという乳醗酵製品はヨーグルトよりプロテイン含量が多いとかで、ストロベリー、ブルーベリーなどの色々なベリーと合わせて、スナックや夕食の後のデザートによくでている。繊維分となる野菜は、夏が近づくに連れてやや種類も増えてきているが、やはり足りなめの印象。一年中温室育ちのサラダ菜に加えて、ジャガイモ、人参、たまねぎはでまわっているが。トマトはスペインからの輸入、カリフラワー、ブロッコリーなどは新鮮であるはずが、しなくれ状態でしか売られておらず、冷凍が多い.なんといっても、生のほうれん草を見かけることは少なく、ほとんど冷凍でしか食べたことが無い.または、レストランのミックスサラダに少し混ざってるくらい.スピナッチスープはだから、人気があるのかな。ロシアの影響か、ビーツはよくでて、細ギリや乱切り、ジャガイモと混ぜて、オーブンで焼いたりしたのはけっこう美味しい。キャベツの千切りのサワークラウトやピクルスもよく食べられている.

とは、いってもやはり、野菜は不足きみかもと、せっせと出来る限り食べる機会を、量を増やしている私だが.思いがけないできごとから、変な方向にいってしまったので、次は高齢者ホームの食事メニューをもっと取材してみよう。

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