2014年2月14日金曜日

Penkkarit

  毎年2月の最後に近い木曜日はPenkkaritの日だというので,ランチ時間を抜け出して市街に出てみました.メインストリートの両側はカメラを持った人々で埋まっています.??やがて、ぬいぐるみのような、アメリカでいえばハロウィーンのようなコスチュームの奇声を上げる若者で埋まったトラックが何台も列になって行進してきます.荷台に埋まる若者は奇声を発しているような大声で何やら叫びながら、荷台からキャンディーを投げまくります.沿道の人々は受け止めようと手や袋を差し出し,また落ちたキャンディーを拾うのです.

    フィンランドの伝統、ハイスクール最後の日行進だそうです.といっても、卒業は5月、その前に大学に進学するには統一テストを受けなければならないので,今日で授業は終了、これからしばらく勉学に専念する覚悟の儀式、まあ、今日は最後(最後の始めの)パーティーをするぞという宣言なのでしょうか.沿道にばらまかれるキャンディー半端な量じゃありません.それも、ここしばらくの温暖な日が続いた後、雪解けのドロドロ、こんなのにひろうのかーって。思うのはわたしだけ?!
  フィンランドでは18歳からお酒が飲めますので,聞くところによれば,その大学準備試験勉強もビール傍らとか。アルコール中毒はフィンランドの深刻な問題の一つでもあるのがよくわかります.



路面を覆うキャンディー

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