2014年2月4日火曜日

90+研究


    


    寒い日がいよいよ続いてはいますが,まあ建物の中は暖房されているし、それにうっすらと日が長くなってきているのを感じ始めています.
今度移ったエリアはタンペレの郊外団地のような地域で、ここ20年開発が進んでいるということですが.ほどよく自然を保護して、取り入れているようにも感じられます.近くにあるノキア研究所やタンペレ工科大学のため,20代,30代の年齢層が多く移り住んできたとのことです.
  若い家族をサポートするための、保育園、学校も整備されていますし.
ここのところ、おなじビルディングに同じく移ってきたロシア人の工科大学生と友人になり,夕方誘い合わせて,ハイキングするようになりました.湖周辺の遊歩道エクササイズは確かに寒くはありますが、真っ白に氷に覆われた樹林の中を歩くのは、とても気持ちの良いものです.キュッキュッと粉雪を踏みしめて、頑張っています.
  ところで、わがジェロントロジーグループの90+研究ですが,ここ20年近くタンペレ近郊に在住する90歳以上の方の生活、健康調査を継続しています.そして、昨年末郵送された調査項目の返答が戻りつつあり、今年度2014年の調査が始まっています.
すでに何年か継続して、参加されている高齢者はとても積極的に応答してくださっているようです.残念ながら、私はまだフィンランド語が未熟で調査に参加できず、データだけを待っているのが悔しくてたまりませんが.2010年の調査データをいただき、自分のテーマを設定すべく、統計学的処理の勉強中です。最高齢者は107歳でしたが,今回はどうなるでしょうか。いよいよ、気が引き締まる思いですが。秋から統計処理プログラムの講義を受講し、自分の研究室のコンピューターでも実践しながら、プログラムになじもうとはしていますが。

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