2014年2月22日土曜日

floor ball

     フィンランドの国民的スポーツはもちろんアイスホッケーでしょう。昨日は宿敵スウェーデンとのソチオリンピックセミファイナル、講義の最中も教授はじめみんなが今日はそれどころじゃないよなーとのこと。結局ゲームを落としてしまいましたが、もうそのことばっかりの一日でした.いえいえ、ところがもう一つあるんですよね、国民的スポーツが、フォロアーボール。男子リーグ、女子リーグ5,6歳のころからジュニアーリーグが始まり,長いスティックを持って道を歩く子供たちをよく見かけます.
同僚のイルカも時々,彼の2人の男の子の練習やゲームだからと午後時間を遣繰りしています.
    今日は、我が部署のセクレタリーのティーナが息子のプレイするゲームの入場券をプレゼントしてくれました.
ゴールキーパーと5人のプレーヤが基本ですが,動きが激しいので,2分ごとにプレーヤーが入れ替わりますから,一チーム12,3人はいるでしょうか。スティックでボールを奪い合い、ゴールにシュートする。20分のゲームを3回続け,得点を競います.
コートサイズはバスケットボールぐらいでしょうか?
とにかく常に走り回ってるので,疲れます.ボールを追いかけるのも,デフェンスするのも.




koovee girls
惜しくも同点引き分け
ティーナの息子ミッコのチームKooveeは13あるナショナルチームの中でも人気があるそうです。なんかロスアンジェルスのレイカーズ雰囲気の観客応援の熱の入れよう。高台の特別応援席ではオーナーが怒鳴り声でイケーイケーらしき声援。
残念ながら、最後の回まで対をキープしていたのに、延長戦でも得点を追加できず、引き分けとなってしまいましたが、ひさしぶりに大声で声援しました.

週末の過ごし方

  フィンランドでは育児はもちろん母親だけでの仕事ではないようです。結婚しているかどうかは別としてカップルで子供がある場合には、朝、幼児やベイビーを保育所に預け,職場に向かいますが,男性と共に来る子供が多いように見えます.学齢期に達すると、子供たちは一人、または友達と登校します。そして学校が終わると、一人でも友達とでも家に帰ります。または、学校にとどまりアフタースクールで過ごすことも多いようですが,費用はばかにならないようで、多くの子供は家に帰ります.アメリカでは13歳までは保護者なしで家にいることは原則としてできませんが、フィンランドではオーケーのようです.同僚は家にいる子供にモニターカメラでいつも観ているよ,といって牽制していることもありますが。
  それでも、多くの場合子供、子供たちは保護者無しで過ごしています.バスなどの公共交通にも子供だけで乗っているのをよく見ます.
ところで、週末になると父親が子供と過ごすのをよく見かけます.近くの公園で鳥にえさをやる子供と父親、スキーを共にする父親、まあ、普段の生活パターンがいまいちわからないのですが、それでも週末に子供と過ごすという父親が多いように見かけるのですが.


2014年2月14日金曜日

Penkkarit

  毎年2月の最後に近い木曜日はPenkkaritの日だというので,ランチ時間を抜け出して市街に出てみました.メインストリートの両側はカメラを持った人々で埋まっています.??やがて、ぬいぐるみのような、アメリカでいえばハロウィーンのようなコスチュームの奇声を上げる若者で埋まったトラックが何台も列になって行進してきます.荷台に埋まる若者は奇声を発しているような大声で何やら叫びながら、荷台からキャンディーを投げまくります.沿道の人々は受け止めようと手や袋を差し出し,また落ちたキャンディーを拾うのです.

    フィンランドの伝統、ハイスクール最後の日行進だそうです.といっても、卒業は5月、その前に大学に進学するには統一テストを受けなければならないので,今日で授業は終了、これからしばらく勉学に専念する覚悟の儀式、まあ、今日は最後(最後の始めの)パーティーをするぞという宣言なのでしょうか.沿道にばらまかれるキャンディー半端な量じゃありません.それも、ここしばらくの温暖な日が続いた後、雪解けのドロドロ、こんなのにひろうのかーって。思うのはわたしだけ?!
  フィンランドでは18歳からお酒が飲めますので,聞くところによれば,その大学準備試験勉強もビール傍らとか。アルコール中毒はフィンランドの深刻な問題の一つでもあるのがよくわかります.



路面を覆うキャンディー

2014年2月9日日曜日

もう春かしら?

           It's been little warm here in Finland. Last week most of days the temperature was around 1-4C, so I felt I don't need to have a thick face cover any more when I went out. I also noticed the bird started singing again after for a while. I did not hear on December and January at all. Now even early morning during going to school I am hearing Great tit's song (teacher, teacher...that people hear their song in Finland, my bird instructor Suvi told me, and I agree)
Today with my bird instructor in Finland who I was introduced from one of University Professor we went to bird watching near the lake, Hatanpää arboretum. The area was very familiar to me now after so many times walking around for exercise along the lake shore.
In the arboretum there are bird feeders where many birds coming. Suvi pointed many birds I did not recognized their names such as Blue tits, Green finches, Jay. European Jay's head is rather round and pointy with long hair. Wing has beautiful blue stripped patterns. Blue tits are popular bird here but this was my first time to have a clear image.
     I feel sorry I could not take this beautiful bird's photo and should copy from web site...


Also Green finch, that is not green color, more like yellowish, especially the last parts of wing are bright yellow!
The lake was not completely frozen, so bunch of mallards were enjoying to play or picking their lunch. Even Suvi pointed a couple was busy to making baby! We saw an Eurasian Teal, small dabbling ducks among the group of Mallards. It has nice blue color lane in the teal.
Then we saw a Goshawk flying over to the lake. Suvi was so excited. She said it made her to come today. It was a really large hawk with white color, so sometime people say white tail hawk, that reminded me red tail hawk I used to see in southern California. Now the birding season starts, so I will be busy again.
   

2014年2月4日火曜日

90+研究


    


    寒い日がいよいよ続いてはいますが,まあ建物の中は暖房されているし、それにうっすらと日が長くなってきているのを感じ始めています.
今度移ったエリアはタンペレの郊外団地のような地域で、ここ20年開発が進んでいるということですが.ほどよく自然を保護して、取り入れているようにも感じられます.近くにあるノキア研究所やタンペレ工科大学のため,20代,30代の年齢層が多く移り住んできたとのことです.
  若い家族をサポートするための、保育園、学校も整備されていますし.
ここのところ、おなじビルディングに同じく移ってきたロシア人の工科大学生と友人になり,夕方誘い合わせて,ハイキングするようになりました.湖周辺の遊歩道エクササイズは確かに寒くはありますが、真っ白に氷に覆われた樹林の中を歩くのは、とても気持ちの良いものです.キュッキュッと粉雪を踏みしめて、頑張っています.
  ところで、わがジェロントロジーグループの90+研究ですが,ここ20年近くタンペレ近郊に在住する90歳以上の方の生活、健康調査を継続しています.そして、昨年末郵送された調査項目の返答が戻りつつあり、今年度2014年の調査が始まっています.
すでに何年か継続して、参加されている高齢者はとても積極的に応答してくださっているようです.残念ながら、私はまだフィンランド語が未熟で調査に参加できず、データだけを待っているのが悔しくてたまりませんが.2010年の調査データをいただき、自分のテーマを設定すべく、統計学的処理の勉強中です。最高齢者は107歳でしたが,今回はどうなるでしょうか。いよいよ、気が引き締まる思いですが。秋から統計処理プログラムの講義を受講し、自分の研究室のコンピューターでも実践しながら、プログラムになじもうとはしていますが。

衛生

      フィンランドのトイレは私の体験する限り、大変きれいに掃除されていて,衛生的です.大学もアパートメントも。まあ、駅とかデパートメントでは料金(1ユーロですが)を払って、ドアを開けなければならないのに、最初はとまどいましたが。
アルコール消毒というか、アルコール殺菌の概念も行き届いていて,テーブルとか、椅子とか清掃係がシュッシュッとすぐにやってくれます.
       ところで,少し馴染んできたフィンランドではありますが、まだまだわからないものがいっぱいです。
      そのひとつ、トイレの個室にいくと、いつも?疑問に思うものが備えられています。
なんとかこれはなんだのだろうと、誰かに聞きたい思いを押さえきれずに悶々と過ごしていたのでしたが。
イタリアにいったときに、どの家のトイレも???ふたつの便器が(と、思われた)あり、男と女と使い分けているのかなと一人で勝手に感心していたのでしたが。
ある日、イタリア人の友人に思い切って、イタリアでは男女に分けているのねーなんて、切り出したのです.
そうしたら、アハハと笑われて,すぐに家族全員集合、私の疑問を見事粉砕。それはなんとビデなのです。イタリアではほとんどすべての家に便器とビデがあるのがベースだそうです.そうして、フィンランドの話に飛び、あのもう一つのホースはなんとビデだということが判明。
そうか、そうだったのだ。と,感激しました.
ヨーロッパではこういう風に衛生概念が進歩、発達してるんだーと。ところが、イタリア人がまた笑います.違うよ,フランスにはこんなものないよーと。イタリアと、たぶん、スペインの一部にしかないのさ、そして、このフィンランドバージョンと。
今週はいまさらながら、勉強いたしました.