2013年12月8日日曜日

独立記念日祭典その2

    12月6日金曜日、フィンランドの独立記念日です.1917年以来立憲君主制国歌としてロシア帝国から独立.同年のロシア国内の2月革命,レーニンの率いるポリシェヴィキの10月革命に乗じて、独立を宣言したのです.国民の祭日で、金曜日ですから、土曜日,日曜日とロングウィークエンドになりました。前日我がジェロントロジーグループのクリスマスランチでしたが、教授始め、みんなそこそこと食料買いに街のデパートメントへと走りました.
この日は窓にキャンドルを灯し,家族が集まり,食事をして、宮殿で大統領が催す2000人を招待してのレセプションをテレビで鑑賞、そして、その後フィンランドの古典的映画”Unknown soldier"を見るのだそうです.
今年は宮殿が改築中のため、大統領はタンペレにお出でになり,タンペレタロでのレセプションとなりました.
タンペレ大学では学生を中心にたいまつ行進があり、市の広場まで練り歩き,そこで、市民は野外ダンスを楽しみ(雪降る中で)、市長の挨拶スピーチの後,フィンランド国旗の色、白と青の風船1000個が一斉に飛ばされます。そして、湖のハーバーで花火大会。
私たち外国人も物見気分で参加してみました.残念ながら,市長の記念的なスピーチは語学力不足で理解できませんが,女性市長の毅然としたトーンは感じられます.
その後の花火も、赤のほかに、青色がふんだんに使われた見事なものでした.わずか15分にも満たなかったのですが,ハーバーいっぱいの市民に混じって歓声を上げることができました。
花火はなんと4時に始まったのですが,その頃にはもう真っ暗.そのあと、人々は家路に着いていったのです。きっと,家族の祭日ディナーが待っているのでしょう.でも、私たちにはまだ5時前ですので、なんだか帰るのももったいない気分で,広場のクリスマスショップを眺めたり,カフェに入ったりして祭日気分を味わったのでした.



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