2013年12月4日水曜日

独立記念日祭典その1


   フィンランドは1917年12月6日ロシアから独立しました。これを記念して、この日は祭日で例年ヘルシンキの宮殿で大統領がレセプションをし、国民はそれをテレビでみ、また各家庭では窓辺に2本のキャンドルを灯すそうです。それが、今年はその宮殿が改修中とのことでタンペレに大統領がきて、レセプションをするとのことで、大イベントとなるようです.本日は、大学でも我々外国人の学生、スタッフが招待されて式典がありました。

   シベリウスのフィンランデアで始まり,歓迎の挨拶の後,フィンランド独立の歴史が紹介されます.スウェーデンの長い統治の後のロシアの支配にフィンランドは苦しみました.しかし、独立後も国民は貧しく,内戦が続き,多くの流血が投じられ、自由な国家として世界の他の国々との間で歩を進めていくまでには、ロシア革命、第二次世界大戦と長い道のりがありました。
フィンランドは初めて女性参政権を行使したし、長く女性大統領も活躍したりと、自由独立国家を構築しています.
寡黙でまじめな、それでいて世界に目を向けている国民性は、ノキアや、アングリーバードに証明され、当然のことなのかもしれません.
最後に国歌を皆で斉唱して、恒例のKarjalanpiirakka(カルヤランピーラッカ)とバースディーケーキ、コーヒーが振る舞われたのでした.
本番の6日が楽しみです.大学では学生がトーチパレードをするというので、ちょっと参加してみようかとも思ってます。


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