2014年11月1日土曜日

ハロウィーンナイトの舞台鑑賞

  チャリティーの寄附でラッキーにもお芝居のチケットをゲット。フィンランド語の芝居を理解できるかとの大きな不安を抱えながらも、街一番のタンペレシアターのお芝居ですものと、ヤーナと一緒にでかけました。折しもハロウィーンナイト。ウウーン??? アメリカじゃないんですけど、ここ、フィンランド、タンペレですけど。でも、通りを行き交う若者は、全くハロウィーンメークアップのコスチューム。楽しいことはすぐに広がるんですものね。子供達もハロウィーンコスチュームで駆け回ってます。
 お芝居はSusan Hill's horror novel, The Woman in Black、ロンドンで25年以上もロングランだったとか。自分の育てられなかった子供が馬車事故で死ぬのを目撃した不幸な女性の悲しい呪いがイングランドの古い家を覆います。舞台では2人の男性だけ、弁護士とライター、ビデオとライト、怪しげな煙りが雰囲気を盛り上げ、舞台を広げます。この呪われた家を訪れ、弁護士は黒衣の女の姿に怯えるのに、もう一人には全くみえない。
ハロウィーンナイトということもあり、フィンランド語を充分に理解できない私にも、恐怖感が侵入してきます。そう大きくない舞台と客席ですが、満席で、シーンと静まり返り、臨場感を高めます。

   インターミッションには、あらかじめオーダーしておいた紅茶とチョコレートケーキが待合室にセッテングしてあります。さすがヨーロッパ、紅茶にはテーカバーが。チョコレート好きな国民だけに、チョコレートケーキのムースが絶妙な美味しさ。ローヤルブレンドティーとともに、ホラープレーを鑑賞しながらも、久しぶりの満足感でした。 





  観劇を終えて外に出ると、もうすでにクリスマスイルミネーションが通りを明るくしています。フィンランドの長い暗い冬が始まっています。


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