2014年1月27日月曜日

サウナ

  寒いこの国の冬の健康法の一つにサウナがあります。
サウナで体を温め、そして凍った湖に飛び込んで泳ぐ,これを数回繰り返すと、もう体は寒風の中でも暖かく感じられ、風邪なんかひきません。
   
  いやいやもうすっかり、私も染まってしまいました,この習慣。
夕方、仕事帰りの友人と誘い合わせて、寒風の中、やってきました、今日も。
湖は昨年暮れとはすっかり異なり,完全に凍っています。

  湖岸に少し氷をとかしスイミングプールをつくってあり、人々が飛び込んでいます.そこで私も
さあ,がんばるぞ!と、サウナ部屋で熱くなった体で戸外にでると、白い湯気が全身から立ちのぼり,素足の冷たさも忘れて、えいっと、まずは最初の飛び込み。”ぶるる、凍ってる!”
へそまで沈めるのやっと、もう我慢できずに逃げ上がり、サウナ部屋に逆戻りです。
今度は足の先まで全身サウナ部屋でじっくり温め,これ以上我慢できなくなったとき、再度ジャンプに挑戦。今度は体全体を沈めるのにセイコー!だけど、つめたーーーい。
湖岸に這い上がると、ウん、ん、なんか体あったかく感じます.冷たい水飲んで、なんか気分いいー。
こうして、4度目にはなんと水かき3度できました!!
水から上がった時にも体は暖かくて、ほんとにいい気分。
もう、止まらない、アディクトになりそう。来週も来ようねなんて、友達と約束し,帰宅したのです.

2014年1月19日日曜日

やっと新年

   クリスマスホリディーを同僚の実家、北イタリアで過ごし,フィンランドに戻ってみると、全く雪がなくて暖冬とみんながいっているのに、なぜか風邪をひきこんで3日も声が出なかった私です.
 加えて、大学のレジデンスホールに転居。タンペレ郊外(7、8kmですが)のますます自然に囲まれたエリアです.道をへだてて、ノキアの研究所があり、20年前ぐらいからハイテク産業のオフィスも集まりだし,それにあわせて高層アパートメントが建てられるようになったそうです。
湖もいくつかあり,その周りにハイキングロードやサイクリングロード、サマーコッテージもあります.ショッピングセンターを中心に、銀行、図書館、地域センター、スイミングプール、ゴミ処理場など周辺タウンを形成しています.タンペレ工科大学もすぐ近くにありますので、ほんとに郊外都市(規模は小さいですが)です.
 私の移ったミコンタロはヨーロッパでも1,2という大きさの学生用アパートです。ジムセンター、サウナ、ランドリーが完備され、12階建てです。
 窓のそとには樹々が立ち並んでいるので,うれしくはありますが。まあ、学生といっても年齢層は幅がありますので、それに学部、大学院、ポスドク、講師などもすんでいるので、様々です.
 そうして、先週日曜日からいよいよ本格的な冬が到来。パウダースノーの降り続く毎日が続き,朝、新学期が始まったキャンパスに向かうためにバスを待っていても顔が凍るようです.幸い風は強くないのですが,音も無く降り続ける粉雪が、膚を刺すようです.マイナス10-12Cが続いています。

 それでも、冬休みそれぞれ帰郷または帰国していた学生たちも戻ってきました.今日は女子新年会をしようと計画しています.1月6日のホリディー公現祭(こうげんさい、ギリシア語: ἐπιφάνεια, ラテン語: Epiphania domini, 英語: Epiphany)はとっくに過ぎてはしまいましたが、Galette de roisを焼いてみました.中に、スペシャルチョコレートも忍ばせましたので,今年のハッピーガールは誰になるか。
  新年早々、疫学統計学のレポートもなんと20ページ以上にもなってしまったのですが、終わりましたので、ちょっと一息、日曜の午後を楽しみましょう.